白川砂(しらかわすな) 京都北白川付近から産出する花崗岩で、風化して砂となったもの。あるいは砂状に砕いたもののことをいう。砂状と入っても3~15mm位までの大きさのものがあり、三分(1cm内外)のものが一番よく使われる。
植栽(しょくさい) 「植栽」とは、庭や敷地内に樹木や草花を植えること、またはそれらを配置する行為を指します。単に植物を植えるだけでなく、景観を整えたり、機能的な空間を構成したりするデザイン的な要素も含まれます。
七五三の庭(しちごさんのにわ) 古来から奇数は陽の数としておめでたいことであり、その中の三つの数字をとって七五三とし、これを祝儀の数としたのである。このように縁起のいい数であることから、作庭にあたってこの考え方が流入してくることは当然のことである。室町時代以後この手法は続いているが、祝儀的な要素だけではなく、これらの数からくるバランスの良さが、作庭条件として非常に優れていることも好まれる要因である。龍安寺、大徳寺方丈庭園、同真珠庵庭園などは七五三の枯山水庭園として著名なものである。
七五三式(しちごさんしき) 石組や、刈り込みなどで七、五、三に組み合わせた形式の庭のことをいう。代表的な石組における七五三形式の庭は、京都大徳寺真珠庵庭園、龍安寺庭園、また刈り込みの庭としては京都正伝寺庭園がある。
散水栓(さんすいせん) 散水栓とは、屋外で水を使うための水道栓のことです。一般的に、地面に埋め込まれたボックスの中に設置されており、ホースを接続して使用します。庭の水やりや掃除、洗車など、様々な用途で利用されます。散水栓は地面に埋め込まれているのに対し、立水栓は地面から突き出た柱状のものです。
砂紋(さもん) 白砂などが敷いてあるところで、何本ものすじで複雑な模様が描かれているものをいう。白砂が敷かれているところは海や流れを表現したものであるから、波や水の流れを直接的に表現するのではなく、あくまでも抽象的に表現することによって、その庭に様々な表情を与えることができる。特に日没後、ライトアップなどで間接的な光を与えてやると、砂紋自体が非常にくっきりと浮かび上がり、明るいときとはまた違った表情を見せたりするので、時間によって変化させることができる。しゃもんともいう。
三尊石組(さんぞんいわぐみ) 庭園石組の中で、最も根幹をなす石組手法で、大小の三個の石を、三尊仏のように組んだものをいう。この三尊石組の手法をよく見ると、大凡の年代鑑別に役立つことがある。いわゆる石庭といわれる庭の場合、この三尊石組の連続した組み方で見せるのが石組の基本でもあるため、注意深く研究することが必要である。
自然式庭園(しぜんしきていえん) 自然の景色を借景や写景したり、縮景して庭園の中に取り込んだ庭園様式。同様に自然をそのまま持ち込んだもの、あるいは抽象化したり、象徴化したりして庭に取り込んだ様式も含まれ、日本古来からの庭園はこの様式が多い。
猪おどし(ししおどし) 庭の添景物の一つで、農作物を猪によって荒らされない様に考案されたものである。静寂な中に間を置いて響く石を打つ音は、辺りの静けさを更に際立たせる効果がある。静かな和風庭園の中で、風情を感じさせる竹と景石の響く音を楽しむ場合と、鑑賞用として使われる事も多くあります。
磁器質タイル(じきしつタイル) 高温で焼き固められ、素地が滑らかで、耐水・耐火・耐摩耗性に優れ、床・壁、特に床に好んで用いられる。100角・150角・200角・300角のサイズが一般的である。他に、せっ器質・陶器質のタイルがある。
敷石(しきいし) 板石を主としてアプローチなどを舗装する方法で、一般的な形式では切石敷き(長方形の板石を並べていく方法)、寄せ石敷きなど種類が多く、また非常に自由な発想を持って敷くことができるので、デザイン的にも非常にユニークなものができ、最も広く使用される方法である。
枝折戸(しおりど) 露地の中門などに付ける開き戸で、青竹で枠を組み、これに割竹を両面から菱目に編み、蕨縄で結んだ扉。仕切り戸として、今日でも中庭の出入口に、広く一般的に使用されています。文字通り、枝や竹を折り曲げて作っているところから、枝折戸と呼ばれています。
仕上塗材(さ行)(しあげとざい) 建築用仕上塗材。主として建築物の内外壁または天井を、吹付け、ローラー塗り、こて塗り等によって立体的な造形性をもつ模様に仕上げる仕上材。仕上面の着色、光沢の付与、耐候性の向上、吸水防止などの目的で使用する。四国化成、パレット等
サンルーム(サンルーム) 日光浴を目的に作られた、ガラス張りの部屋のこと。イギリスには同様にコンサバトリーというものがあるが、温室目的で作られることが多く、区別されている。 現在では、空間利用のニーズの多様化により、「 ガーデンルーム 」 という、フルオープン・フルクローズタイプの商品に、ほぼ移行している。