磁器質タイル(じきしつタイル) 高温で焼き固められ、素地が滑らかで、耐水・耐火・耐摩耗性に優れ、床・壁、特に床に好んで用いられる。100角・150角・200角・300角のサイズが一般的である。他に、せっ器質・陶器質のタイルがある。
猪おどし(ししおどし) 庭の添景物の一つで、農作物を猪によって荒らされない様に考案されたものである。静寂な中に間を置いて響く石を打つ音は、辺りの静けさを更に際立たせる効果がある。静かな和風庭園の中で、風情を感じさせる竹と景石の響く音を楽しむ場合と、鑑賞用として使われる事も多くあります。
浄土式庭園(じょうどしきていえん) 庭園型式の一つ。平安期に普及した、仏教の浄土思想を庭園内に表現したもの。そもそも浄土とは、煩悩から解き離れ、悟りの境地に這った仏様や菩薩の住む清らかな国土のことをいう。
植栽(しょくさい) 「植栽」とは、庭や敷地内に樹木や草花を植えること、またはそれらを配置する行為を指します。単に植物を植えるだけでなく、景観を整えたり、機能的な空間を構成したりするデザイン的な要素も含まれます。
白川砂(しらかわすな) 京都北白川付近から産出する花崗岩で、風化して砂となったもの。あるいは砂状に砕いたもののことをいう。砂状と入っても3~15mm位までの大きさのものがあり、三分(1cm内外)のものが一番よく使われる。
真行草(しんぎょうそう) 『山水秘伝書』の中に「真の山水の意也」と、真の文字を使って書かれており、また行の説明なども書かれている。草の説明が入った庭園書は、江戸時代に書かれた『築山庭造伝』に、真行草の文字が使われ、これ以後日本の庭園の世界に真行草が広まっていった。正形のものを真、形を崩したものを草、その中間のものを行という。江戸時代に庭の区別に用いられた。また飛石、四つ目垣、延段などにもあてはめたりしている。
シンボルツリー(シンボルツリー) シンボルツリーとは、家を引き立ててくれる樹です。家の外観をベストアングルといえる角度からみた時に、そこにさりげなく立っている事によって、家の価値を高めてくれる物。最近のおすすめ樹種は下記の8種類。常緑樹:シマトネリコ・ソヨゴ落葉樹:ハナミズキ・ヤマボウシ・エゴノキ・カツラ・モミジ・シャラ
ジュラストーン(ジュラストーン) 高硬度の石灰岩の一種。薄く割れ乱貼り用の石材として使われる。ジュラストーンというのは商品名で、扱う輸入業者により呼び名が何通りかある。ストローブホーン、ライムストーン、ソルンフォーヘンなど。
自然式庭園(しぜんしきていえん) 自然の景色を借景や写景したり、縮景して庭園の中に取り込んだ庭園様式。同様に自然をそのまま持ち込んだもの、あるいは抽象化したり、象徴化したりして庭に取り込んだ様式も含まれ、日本古来からの庭園はこの様式が多い。
七五三式(しちごさんしき) 石組や、刈り込みなどで七、五、三に組み合わせた形式の庭のことをいう。代表的な石組における七五三形式の庭は、京都大徳寺真珠庵庭園、龍安寺庭園、また刈り込みの庭としては京都正伝寺庭園がある。
七五三の庭(しちごさんのにわ) 古来から奇数は陽の数としておめでたいことであり、その中の三つの数字をとって七五三とし、これを祝儀の数としたのである。このように縁起のいい数であることから、作庭にあたってこの考え方が流入してくることは当然のことである。室町時代以後この手法は続いているが、祝儀的な要素だけではなく、これらの数からくるバランスの良さが、作庭条件として非常に優れていることも好まれる要因である。龍安寺、大徳寺方丈庭園、同真珠庵庭園などは七五三の枯山水庭園として著名なものである。
借景(しゃっけい、しゃくけい) 庭園の外の風景をその庭と同化させて取り込んでみせること。 遠くの山や川や樹林の様な自然物または、建築物の様に人工的な物などを、庭の構成要素として主景または、添景(全体を引き立たせるために加えられた物)に置くことで、庭に趣をつくる日本式庭園の手法の一つ。
縮景式(しゅっけいしき) 日本庭園の様式の一つで、各地の名所などを模写・縮小して庭園に取り込んだもの。公会堂五十三次、富士山などが多く取り入れられた。小石川後楽園、戸山荘庭園など江戸時代の大名庭園に多く見られる。
宿根草(しゅっこんそう) 種を蒔いて一度株ができると、その株が枯れずに越冬し、毎年花が咲き、結実するもの。冬になっても枯れないものと、地上部は枯れても根は越冬し、春になると芽を出すものがある。 アルメリア、シバザクラ、マーガレット、クレマチス、スズラン、アイリス類など色々な種類がある。
須弥山(しゅみせん) 仏教宇宙観で、宇宙の中心をなす山のことをいう。サンスクリット語を音写して須弥山、それを意訳して妙高山ともいう。金輪の上にあり、水面から8万由旬の高さでそびえる。またこの須弥山の周りには九山八海が広がり、その周りを日月が巡り、さらにその周囲や上方にを六道諸天がある。そして頂上には帝釈天の宮殿がある。庭園ではこの思想を主として石組に取り入れ、石を中央に寄せて立てたり、また集団で石組をした中央に立石を用いたりして表現したりしている。このような石組を須弥山石組という。