磁器質タイル(じきしつタイル) 高温で焼き固められ、素地が滑らかで、耐水・耐火・耐摩耗性に優れ、床・壁、特に床に好んで用いられる。100角・150角・200角・300角のサイズが一般的である。他に、せっ器質・陶器質のタイルがある。
敷石(しきいし) 板石を主としてアプローチなどを舗装する方法で、一般的な形式では切石敷き(長方形の板石を並べていく方法)、寄せ石敷きなど種類が多く、また非常に自由な発想を持って敷くことができるので、デザイン的にも非常にユニークなものができ、最も広く使用される方法である。
枝折戸(しおりど) 露地の中門などに付ける開き戸で、青竹で枠を組み、これに割竹を両面から菱目に編み、蕨縄で結んだ扉。仕切り戸として、今日でも中庭の出入口に、広く一般的に使用されています。文字通り、枝や竹を折り曲げて作っているところから、枝折戸と呼ばれています。
仕上塗材(さ行)(しあげとざい) 建築用仕上塗材。主として建築物の内外壁または天井を、吹付け、ローラー塗り、こて塗り等によって立体的な造形性をもつ模様に仕上げる仕上材。仕上面の着色、光沢の付与、耐候性の向上、吸水防止などの目的で使用する。四国化成、パレット等
真行草(しんぎょうそう) 『山水秘伝書』の中に「真の山水の意也」と、真の文字を使って書かれており、また行の説明なども書かれている。草の説明が入った庭園書は、江戸時代に書かれた『築山庭造伝』に、真行草の文字が使われ、これ以後日本の庭園の世界に真行草が広まっていった。正形のものを真、形を崩したものを草、その中間のものを行という。江戸時代に庭の区別に用いられた。また飛石、四つ目垣、延段などにもあてはめたりしている。
三尊石組(さんぞんいわぐみ) 庭園石組の中で、最も根幹をなす石組手法で、大小の三個の石を、三尊仏のように組んだものをいう。この三尊石組の手法をよく見ると、大凡の年代鑑別に役立つことがある。いわゆる石庭といわれる庭の場合、この三尊石組の連続した組み方で見せるのが石組の基本でもあるため、注意深く研究することが必要である。
散水栓(さんすいせん) 散水栓とは、屋外で水を使うための水道栓のことです。一般的に、地面に埋め込まれたボックスの中に設置されており、ホースを接続して使用します。庭の水やりや掃除、洗車など、様々な用途で利用されます。散水栓は地面に埋め込まれているのに対し、立水栓は地面から突き出た柱状のものです。
一年草(いちねんそう) 一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)は、種子から発芽して一年以内に生長して開花・結実して、種子を残して枯死する植物。普通は草本である。一年草という。植物の本来の性質として一年生植物である場合と、本来は原産地で多年生植物であるが生息地の気候条件によって一年生植物になる場合がある。こぼれた種から翌年も咲く種類もある。(宿根草、多年草、二年草)
イタリア式庭園(イタリアしきていえん) イタリアは山国である。そこで傾斜地を巧みに活かした、水を伴った形式がイタリア式庭園の特徴である。斜面に階段やテラスを設け、瀬滝やカスケードを落とし、広場と噴水を造り、眺望を巧みに取り入れる手法である。建物と融合した形で成り立っているのも特徴といえる。
板塀(いたべい) 板で作った塀。板の貼り方によって、透かし板塀・大和塀・目板塀などがある。プライバシーを守る手段として最近見直され、メンテナンスフリーの樹脂製板材やアルミに木目のコーティングを施した資材などが、頻繁に使用されるようになった。
石橋(いしばし) 石造の橋。池庭又は枯山水の庭で、池や流れに架けられた石の橋。初期のものは自然石を使ったが、桃山期以降は切石も使われた。構造形式としてはアーチ橋、桁橋などがありアーチ橋は眼鏡橋とも呼ばれる。日本全国の石橋の4割が熊本県にある。代表例に通潤橋などが挙げられる。
石燈籠(いしどうろう) 神仏に燈明をあげるために石で作られた燈籠のこと。三角、四角、六角、八角のものがあり,茶の露地に茶人が使うようになってから、次第に普通の庭にも用いられるようになった。庭園に用いられるようになったのは桃山時代、茶人が夜会の照明用に露地(茶室の庭)にとり入れるようになり、のち茶人の好みに応じて作られたり、社寺献灯された名燈籠を本歌として模刻するなど、照明用としてだけでなく、庭の添景物として鑑賞されるようになり一般庭園にも用いられている。
池庭(いけにわ) 水をたたえている池のある庭園をいう。池泉、林泉、園池、泉石、水閣も池庭をさす。庭園内には灯籠、東屋(あずまや)、茶室なども配置される。また枯山水と称される、水を用いずに、石、砂、植栽などで水流を表現する形式の庭園も作られた。
犬走り(いぬばしり) 建物の周囲をコンクリートや砂利建物の周囲をコンクリートや砂利などで舗装した細い通路。築地とその外側の溝との間に設けられた平地をいう。狭いものは犬走り、広いものは「ぜんち」という。建物の軒下の外壁周縁部を砂利敷きやコンクリートを打ったもの。雨水が建物の基礎を侵食しないよう構造物保護のために設けられる。
芋積み(イモヅミ) 組積工事においてたて目地をそろえる積み方。コンクリートブロック造では縦筋を入れるため芋積みとするが、他の組積造では耐震上、好ましくないとされる。造園においても4つ目字といいあまり好まれない。
入母屋(いりもや) 東アジアにみられる伝統的屋根形式のひとつ。建物の屋根の一種で、上部は切り妻で棟から両方に流れ、左右破風より下部は四方流れとなっているもの。上部においては切妻造、下部においては寄棟造となる構造をもつ。日本においては古来より切妻屋根は寄棟屋根より尊ばれ、その組み合わせである入母屋造はもっとも格式が高い形式として重んじられた。
イングリッシュガーデン(イングリッシュガーデン) イギリスで発達した草花類を多用する、イングリッシュガーデンにおいては、草花は樹木同様、庭園をつくるうえで主役ともいえる役割を与えられており、重要な要素と考えられる。また、針葉樹や落葉樹、コニファー類との組み合わせも特徴的である。
外構(がいこう) 人が日常生活を営むために設けられる建築物などを、「住まい」「住居」という。住まいを構成するものには、敷地、建物、外構がある。外構とは、住まいの外部空間に必要なすべての物(施設)を指す。
外構工事(ガイコウコウジ) 外構工事とは、建物や敷地の外部の造園、庭づくりやアプローチ、ガレージやエクステリアなど建物とその周辺の環境を整える工事のことをいいます。 具体的には門柱やブロックフェンス、庭や花壇の設計、植栽、敷地の地形に合わせた階段や石畳の設置、ガレージのコンクリート土間などがあります。
額見石(がくみいし) 茶庭の飛石の一つである。客が席名などを見るためにために設けられた飛石の一つで、通常の飛石から一歩離れたところで、その席名を見るために最も適したところに設けるもの。別名物見石(ものみいし)ともいう。