統一外構(とういつがいこう) 「街並み」の美しさを見出すには、バラバラのデザインよりも、揃えることが基本である。街並みをデザインする場合は、使用する材料の種類を極力少なくして、全体をコーディネートする事がポイントとなる。素材・テクスチュアを統一し、色彩と形態によって変化を付けることが効果的な手法である。熊本では、美咲野・光の森など大型住宅団地で一部実施されている。
土留め(どどめ) 高低差のある地形で、土がくずれないように作られる構造物。擁壁(ようへき)も同じ意味に使われるが、ニュアンスとしては擁壁は宅地造成でいう1m以上の高低差のある地形に作られる土木構造物であるのに対し、土留は花壇の縁取りなど小さなものも指す。
蹲踞(つくばい) 茶席の近くに設けられ、手水鉢や役石などを含めた意匠の総称。手水鉢自体が低く据えられているために、つくばって使うことから蹲踞の名が付いた。逆に手水鉢を高く据えて、立って使う蹲踞形式の物もあり、立ち蹲踞などともいう。
塵穴(ちりあな) 茶室に付随した物で、読んで字の如く塵を入れるために設けられた物。丸や四角などが一般的である。茶事の際などはこの穴の中を綺麗にしておき、露地内などに咲いている花などを、目立たぬように入れたりして、そのときに招いた客に対しての心配りを演出する手段としても使われている。茶事の際は青竹で作った箸を入れておく。
鶴亀の庭(つるかめのにわ) 庭園様式のひとつで、蓬莱島(ほうらいじま)の局部である。鶴石と亀石を置くのもひとつの方法であるが、大規模なものでは鶴島・亀島をつくって対応させる。亀の方は形を現すのは容易であるが、鶴の方は立った石や松を植えて代わりをする。
坪庭(つぼにわ) 坪庭とは、建物と建物との間や、敷地の一部にあり、塀や垣根で囲まれた、あまり大きくない庭のこと。建物の内部に、光や風を採り入れるためにつくられる。古くは町屋造りにおける主屋と離れのとの間にある庭園を指した。浴室の窓越しに戸外の風景を楽しめるようにつくられるバスコートも坪庭の一種。
テラコッタタイル(テラコッタタイル) テラコッタは、低温焼成の素焼き土器のため植物との相性が良く、ガーデニンググッズとして多く使われる。肌合いが好まれ、タイルとしても用いられるが、吸水による汚れや凍結に注意を要する。
デッキガーデン(デッキガーデン) 庭に、地面から少しあがって、板張りになった一角をつくり、ガーデンファニチャーを置くと建物と庭に一体感が生まれる。デッキでは、アウトドア・リビングとして、暮らしに変化を楽しむことができる。
摘芯(てきしん) 芽先を摘み取ること。「ピンチ」「芯止め」とも呼ばれる剪定法の一種。枝やつるの先端のことを「芯」と言い、これをつみ取る。成育がさかんな頂芽を摘み取ることで、腋芽の発育をよくし、側枝の発生を促す。樹型を整えたり、花をたくさん咲かせることができ、果樹や野菜などでは収穫を増やす目的でも行われる。
低木(ていぼく) 幹が一本の場合もありますが、普通は何本かの細い幹が出て一つの株になっており、丈があまり高く伸びないものです。これらは、「高木」に添えて、庭全体を引き締め、まとまったものにするもので、両者が一体となって庭の景色が出来上がります。
鶴島(つるじま) 蓬莱式庭園の様式の一つで、亀島に対する鶴島の形で、池泉庭園ではもちろんのこと枯山水庭園にも用いる。鶴の表現としては、立石を一個か二個用いることによって、鶴の姿を抽象的に表現している。また松を植えることもある。
茶室(ちゃしつ) 茶事を行う座敷のこと。最初は書院に炉を切って、茶を点てることから始まったが、やがて茶の湯の世界に侘寂が流行し始めると、現在の茶の湯の世界で最も憧れの世界である草庵風の茶室が建てられはじめ、現在ではこの空間を一般的に茶室とよぶことが多い。草庵風の茶室の場合、一切の贅を排したもので、そこに躙口などの茶の精神を遺憾なく発揮した意匠を付け加えることによって、精神性と意匠の両面を巧みに融合した建物である。現在では茶室を建てる際、一種の伝統工芸の部類に入っており、そのため坪単価が高騰し、侘び寂の精神を求めるのに