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捨石(すていし)

従来の石組とは違うもので、山間にさりげなくある石のように据える手法のこと。自然主義庭園が盛んになった江戸末期から明治期にかけて確立された手法である。しかし近年は石の材質や形ばかりにとらわれすぎて、本来の捨石としての役割から逸脱している例が多い。